そこで今回は、展覧会のことと楽しみ方について、お知らせしようと思います。
さて、先日のブログで、すごろくの形をしたかわいらしいチラシを紹介したことをおぼえてますか?
しかし、すごろくになっているのは、チラシだけではありません。
なんと、この展覧会もすごろく仕立てになってるんですよ。
というのも、展示会場をすごろくのように見たてて、
■振出し 「さいふまいり」に出かけましょう
■1 斎藤秋圃 多彩な経歴と作品
→斎藤秋圃(さいとう・しゅうほ)
■2 吉嗣家 迫力ある詩書と水墨画
→吉嗣梅仙(よしつぐ・ばいせん)、吉嗣拝山(よしつぐ・はいざん)、吉嗣鼓山(よしつぐ・こざん)
■3 萱島家 花鳥画や歴史画の名手たち
→萱島秀山(かやしま・しゅうざん)、萱島秀岳(かやしま・しゅうがく)、
萱島秀峰(かやしま・しゅうほう)
■4 書家・宮小路浩潮と他の絵師たち
→宮小路浩潮(みやこうじ・こうちょう)、大城谷桂樵(おおぎたに・けいしょう)、
藤瀬冠邨(ふじせ・かんそん)、入江之介(いりえ・しかい)
■5 冨永朝堂 冴えわたる木彫のわざ
→冨永朝堂(とみなが・ちょうどう)
■6 冨永朝堂の後継者たち 弟子と筑紫美術協会
→豊福知徳(とよふく・とものり)、小田部泰久(こたべ・やすひさ)、
小野茂明(おの・しげあき)、二科十朗(にしな・じゅうろう)、足達襄(あだち・じょう)
■上がり 天神様の御前へ
というように、振出しから上がりまで、合わせて8つのコーナーに分けて展示しているんですよ。
太宰府が誇る作家たちによる、屏風や絵巻、軸物、書から油絵、彫刻、写真に至るまで、様々な作品がところせましと並んでいます。
また、会場の中には、作品とみなさまの「つなぎ手」としてのお仕事をする「ハンズさん」というスタッフがいます。
作品解説をしたり、楽しい見方を提案したりと、とってもフレンドリーに話かけてきますよ。
ハンズさんとおしゃべりをしながら作品を見ると、思わぬ発見があったりして、ひとりで見るのとはちょっとちがう楽しい体験ができるはずです。
太宰府の美術展には、まだまだお楽しみポイントがあります。
なんと、会場の中ですごろく遊びができます!!
しかも会場に来てくださった方には、こんなに素敵なおみやげが!
太宰府の美術展、まだまだ続きます。
スタッフ、ハンズさん一同、みなさまのご来場を心からお待ちしております。
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郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術
会期=2011年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4階
時間=午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
観覧料=一般300円(200円)、高大生140円(100円)、小中生60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
*65歳以上の方は割引料金(200円)
*次の方々は無料=家族の日(11月20日)の入場者全員/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下