コレクション展Ⅱ「夏休み特集 坂本繁二郎と静物画」に関連するワークショップについてのお知らせです。
7月30日から8月8日まで、福岡県立美術館の1階で、夏休みワークショップ「ヒカリバコ
―フィルターを通して見る光の世界―」を開催いたします(1日2回、要事前予約、参加費200円)。
このワークショップでは、「ヒカリバコ」=「カメラ・オブスキュラ」を作ります。
カメラ・オブスキュラは、ラテン語では「暗い部屋」を意味し、写真技術の発明を導いたカメラの原点とも言われています。しかし、原理はいたってシンプルで、厚紙とルーペを使っただけの簡単な箱を作り、その箱のフィルターを通して見ると、普段私たちが見ている現実世界とはまったく違った、ぼんやりとした、淡く儚い、それゆえに魅力的な光の世界を体験することができます。
それは、坂本繁二郎が描く、はっきりとした輪郭のない、アウトフォーカスの幻想的な絵画世界に通じるだけではなく、ものを見るとはどういうことか、そして私たちが生きるこの世界と向き合うとはどういうことなのかを考えるきっかけになることと思います。
この夏休み、あなただけのとっておきのヒカリバコを一緒に作りましょう!!
なお、ワークショップ期間中には、当館1階展示室に、中に入って楽しむことができる「巨大カメラ・オブスキュラ」も登場します。
日時:7月30日(火)~8月8日(木) ただし、8月5日(月)の休館日を除く。
材料費:200円
①10:30~12:30/②14:00~16:00 *1日2回、各回10名様までの予約制。
企画:今林明子(画家)、運営:平成25年度博物館実習生
申込方法:福岡県立美術館学芸課まで電話・FAX・E-mailにて、参加希望者のお名前、年齢、希望日時、ご連絡先をお伝えください。小学校入学前のお子様は保護者の方と一緒にご参加ください。
申込先:福岡県立美術館学芸課
TEL : 092-715-3551 / FAX
: 092-715-3552 / Email : fpart-g@lime.ocn.ne.jp