どんな小石原焼(もしくは小鹿田焼)かと思いきや、なんでしょう、かわいらしい磁器のカップです。
担当としてそれはまずいんじゃないか?、と問いただしたら、「いえ、展覧会は小石原焼と小鹿田焼をとおして、やきものや自然のいとおしさを伝えるものなので、私は私のいとおしさをお見せればいいのです」と返事がきました。
なるほど。では、見せていただきましょう。
≪竹口浩司さんのお気に入り≫
「2年前、はじめて金沢を訪れたときに、どこかの雑貨屋さんで求めた磁器のカップです。澄んだ磁器の肌に愛嬌のある線文。潔いのか、それとも単にゆるいのか。気になって福岡につれて帰ってきて、使うたびに「ああ、金沢愉しかったなあ」と夫婦でうっとりしています。」
旅の思い出にやきもの。定番ですが、やはりいいものですね。
みなさんもお気に入りのうつわをどしどし投稿ください。
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関連展示「あなたのお気に入りのうつわを見せてください。」
毎朝コーヒーを飲むカップ、旅の思い出に買ったお皿、捨てられない子どもの頃のお茶碗など。陶磁器にかぎらず、ガラスでもプラスチックでも素材はなんでも構いません。あなたのお気に入りのうつわを写真に撮ってメールで美術館に送ってください。
展覧会場前に特別コーナーを設けて展示し、本展限定ブログでも紹介します。
応募方法:
デジタルカメラ(携帯電話のカメラでもOK ! )でお気に入りのうつわを撮影して、E-mailにて福岡県立美術館 学芸課(fpart-g(アット)lime.ocn.ne.jp *(アット)は@)にお送りください。サイズは最大2Mまで。応募の際には、①お名前(ニックネームやイニシャルでもOK ! ) ②うつわの名称や説明 ③お気に入りの理由や思い出 をお知らせください。