2011年7月15日金曜日

ワークショップ「ろうそくの贈りもの」

ケンビ夏の恒例、10日間ワークショップ。

今年は8月2日~12日の期間で、ろうそくづくりを体験していただきます。

高島野十郎は生涯にろうそくの絵をたくさん描き、一枚一枚を友人知人に手渡していったといいます。ワークショップでは彼のその気持ちを想像しながら、大切な誰かにプレゼントするためのろうそくをつくってもらおうと思います。

さらに言えば、ろうそくは筑後の特産品でもあります。かつてはハゼの木があちこちに植えられ、その実をつかった櫨ろうそく(和ろうそく)が生活のなかに息づいていました。

今回のワークショップは、木蝋(ハゼの実の蝋)だけでなく、蜜蝋、パラフィン蝋もあわせて使い、ろうそくの魅力を知るとともに、ろうそくの歴史もちょっぴり学んでもらおうというものです。

ちなみに企画は八女在住の造形作家であり、地場ものろうそくと杉の葉線香をこよなく愛する生活人(?)牛島智子さんの協力を得、運営はケンビで博物館実習を履修する大学生のみなさんとともに行います。



コレクション展2「夏休み特集:拝啓 高島野十郎 様」関連イベント
ワークショップ「ろうそくの贈りもの」


◆日時

82日(火)~812日(金) 
*ただし8日(月)の休館日はのぞく

◆会場
福岡県立美術館 1階展示室

◆時間
10:3012:30  ②14:0016:00  
12回、各回10名まで(要事前予約)

◆材料費
300円  
*オリジナルの燭台づくりを希望される方はプラス200円(限定100個)

◆企画協力 牛島智子(造形作家)  
◆協力 独楽工房隈本木工所
◆運営 平成23年度博物館実習生

◆申込方法
福岡県立美術館 学芸課まで電話・ファックス・E-mailのいずれかで、参加希望者の①お名前②年齢③希望日時④ご連絡先(電話番号等)をお伝えください。

◆問い合わせ先/連絡先
福岡県立美術館(学芸課)
福岡市中央区天神5-2-1(須崎公園内)
Tel 092-715-3551  Fax 092-715-3552
E-Mail  fukuokakenbi(a)gmail.com  *(a)を@に変えてください