2012年8月2日木曜日

ワークショップ3日目

「編んでいるとちょっと涙がこぼれてきました。この三つ編みの風景って、まるで人生みたいですよね、編まれたり結ばれたり、ときには離れたり」。

参加者の方がぽつりともらしたこんな一言。

またスタッフである大学生は「参加者の方が『この三つ編みにまた誰かがつなげてくれるのかな』と言って終えられたところを自分がつないでいると思うと、胸がいっぱいになりました」と。

3日目になって古着からつくられる「風景」の密度がぐんと増し、人のいろんな想いが乗っかるようになりました。

まるで血管のように縦横無尽に張り巡らされた古着の紐がガラス張りの空洞を血肉化し、人と空間をつなぎます。「風景」が重心を持ち、物語を孕み、凄みさえ放つようになりました。


とはいえ、みんな楽しそうです。たとえば今日のこんな1枚。


昨日より今日、今日より明日がきっと好きだと思える豊かさがここにあります。

9日まで、みなさんのご来場をお待ちしております。