福岡県立美術館では、暑い夏に負けない、とても熱いワークショップ「ヒカリバコ―フィルターを通して見る光の世界」を開催しています!
こんな暑くて日差しの強い真夏だからこそ、ヒカリバコ=カメラ・オブスキュラ越しにみる風景は、光に満ちあふれて最高にキレイ。
いつものとおり、大きなヒカリバコ=カメラ・オブスキュラに入ってみると、、、
白い入道雲のかたち、強い太陽の光を浴びて輝く木々の陰影と色、そして、光が丸い粒のようにきらきらと見えてきます。
それも、肉眼ではなくて、レンズとフィルター越しに見つめる世界ならではのもの。
光と影によって作りだされるさかさまの世界に、うっとりと見入ってしまいました。
さて、このワークショップ、カメラ・オブスキュラの原理を用いて、てのひらサイズの小型カメラ・オブスキュラ=ヒカリバコを作るというものですが、ただ作るだけではなくて、自分らしく、かわいく、かっこよくデコレーションしてもらっています。
今日は、参加者のみなさんが腕によりをかけて作ったヒカリバコを、いくつかご紹介したいと思います。
緑色のヒカリバコをカエルさんに見立てて。
星や惑星をちりばめた、とても幻想的なプラネットヒカリバコ。
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キリンさんのヒカリバコ。ちゃんと足もあります。 キラキラはやっぱり人気です。
お友達と仲良く作りました。ふたりの個性がよくあらわれています。
目に見立てたヒカリバコはとても芸術的 |
みなさんの個性がさまざまにあらわれた、名作のヒカリバコが日々誕生しています。
また、たくさんのヒカリバコをならべてみると、こんな風にも見えます。まるでインスタレーションみたい。
ちょっとずつずれた視点で切り取られた風景
ワークショップは一日2回、午前は10時30分~12時30分まで、午後は14時から16時までですが、2時間があっという間にすぎていく、楽しい時間になっています。
いよいよ残り二日になりましたが、まだまだみなさんのご参加をお待ちしています。
7日(水)、8日(木)は、午前の部はご予約がいっぱいになっていますが、午後はまだまだご予約を受け付けておりますので、ぜひぜひお越しください。
巨大カメラ・オブスキュラは、ワークショップ開催時間中であれば、どなたでも随時入って見ることができますが、これが体験できるのもいよいよ残り2日。
ぜひこの機会をお見逃しなく!!
みなさまのお越しをお待ちしています。
日時:7月30日(火)~8月8日(木) ただし、8月5日(月)の休館日を除く。
材料費:200円
①10:30~12:30/②14:00~16:00 *1日2回、各回10名様までの予約制。
企画:今林明子(画家)、運営:平成25年度博物館実習生
申込方法:福岡県立美術館学芸課まで電話・FAX・E-mailにて、参加希望者のお名前、年齢、希望日時、ご連絡先をお伝えください。小学校入学前のお子様は保護者の方と一緒にご参加ください。