池田龍雄展、明日からの3日間は濃厚なイベントが続きます!
以下、担当の川浪学芸員からこれまた濃厚なご紹介です。
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◆2月11日(金・祝日)午後2時から
対談 池田龍雄×渡辺玄英(詩人)
「変貌する時代/表現者とは何か」
4階視聴覚室(無料、先着80名まで)
サブカルチャーの領域から詩の現在に接近する、詩界のニューウェーヴ渡辺玄英さんが、
戦後、そして表現の可能性をめぐって、池田龍雄さんとバトルトーク!
実は昔、池田さんが画家以外で憧れたのは、映画監督と小説家。
戦後美術や自分史をまとめたすぐれた著作が多いのもうなずけます。
いつの時代も、さまざまなジャンルの芸術家と交流してきた池田さんの生き様にも触れられるはず。
◆2月12日(土)
映画Aプログラム
リンダ・ホーグランド監督『ANPO』上映(1時間29分)
4階視聴覚室(無料、先着80名まで)
【1回目】午後2時から *終了後に池田さんのミニトーク付き
【2回目】午後6時から *終了後の展覧会鑑賞はできません
開場はそれぞれ30分前です。
お待たせしました。評判のアートドキュメンタリー映画「ANPO」の登場です。
60年安保にとどまらず、戦争、民主主義、基地、沖縄、平和をめぐって、
池田さんをはじめとする多くのアーティストが、そして彼らの絵が語ります。
抵抗の精神と希望を、アートとアーティストの力を感じさせられる映画です。
福岡での上映は、いまのところ当館のみ。
ぜひお越しください。
◆2月13日(日)午後2時から
映画Cプログラム
池田龍雄『ASARAT橄欖環計画』(1972年・16分)+粕三平監督『怨霊伝』(1967年・17分)
4階視聴覚室(無料、先着80名まで)
池田さんの手がけた概念芸術その1が
「ASARAT橄欖環計画」(アサラットかんらんかんけいかく)。
「怨霊伝」は、制作者懇談会メンバーの有志で制作した映画。
月岡芳念の「無残絵」を中心に、池田さんの「百仮面」シリーズも登場します。